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日本オラクル(4716) 注力するクラウドサービス好調。企業の情報化投資も積極的で業績予想を増額

QUICK企業価値研究所アナリスト 山藤秀明(2018/09/26)

・今期営業利益予想を6%増の594億円へ10億円増額
 19/5期1Qの単独業績は前年同期比11%増収、10%営業増益だった。注力するクラウドサービス(ネットを介した情報サービス)が好調。利益貢献度の高い保守・サポートも引き続き堅調。企業価値研究所は19/5期の営業利益予想を前期比6%増の594億円へ10億円増額した。最高益更新見込み。1Qの業績および企業の情報化投資が積極的になっていることを考慮した。
 景気は堅調に推移することを前提に、中期的にも最高益の更新が続く見込み。クラウドサービスはシステム構築および運用の両費用が軽減されるため、情報化投資が遅れている中堅・中小企業での導入が順調に進むとみている。また、IoT(モノのインターネット)の普及によるデータ取扱量の増加も同社のデータベースソフトの需要増を後押ししそうだ。

・余剰資金潤沢で増配での株主還元強化を望みたい
 前期末の現預金は1693億円まで積み上がった。同社は国内データセンターを開設する計画だが、潤沢な余剰資金を維持出来そうだ。引き続き増配での株主還元強化を中心にした余剰資金の活用を望みたい。

・リスクファクター ~景気回復の腰折れ他

・アナリストの投資判断 ~当面は現値水準で推移か。基本は中長期的な投資対象
 当研究所では当面の株価について「現値水準で推移する」と判断する。事業環境は良好で、当研究所では業績予想を増額したが、株価指標は過去水準と比べて割高。春先以降の内需業種物色にも一巡感がでてきた。一方で、「着実な業績拡大、良好な財務内容、高水準のROE、そして株主還元余力などで中長期的にはこれまでの株価上昇基調は維持する」ともみている。基本的には中長期的な投資対象銘柄として考えている。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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