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採用日程、経団連ルール廃止後も当面は今まで通り QUICK短観、見直し派は少数

大手企業の採用面接の日程などを定めた就職活動の指針が2021年春入社の学生から廃止される。新たな「就活ルール」は政府が主導して、大学側や経済界とともに策定する。当面は3年生の3月に説明会を解禁し、3年の6月に面接を始めるという現行の日程が維持される見通しだ。QUICKが15日まとめた10月の短期経済観測調査(QUICK短観)によると、新たな就活ルールがもうけられた後も、従来どおりのスケジュールで採用活動を進めたいという回答が過半数を占めた。

採用の枠組みの大転換といえるが、それにどう対応するかを尋ねたところ、回答企業279社のうち、「大きな変化はなく、従来通りのスケジュールで採用を進める」との回答が39%(109社)、「ルール形骸化はさらに鮮明になるが、従来どおりのスケジュールで進める」は20%(57社)だった。従来どおりのスケジュールで採用を進めたいという回答が過半数を占めた一方で、「採用戦略を抜本的に見直す」としたのは8%(21社)にとどまった。「分からない」も22%(60社)ある。

就職情報大手のディスコが10日に発表した調査で、就活生の7割が「就活の日程ルールは必要」と回答するなど、もともと何らかのルールを望む声は企業側にも学生側にも多い。新たに政府が示すルールが企業・学生に受け入れられなければ、いよいよ就職活動が混乱する事態になりかねない。

10月のQUICK短期経済観測調査(QUICK短観)は347社の上場企業が回答し、うち279社が就活ルールの変更に関する特別質問に回答した。調査期間は9月28日~10月10日。

(QUICKナレッジ開発本部 伊藤央峻)

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