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久光製薬(4530) 医療用医薬品の苦戦続くが、一般用は回復。日米で新薬が承認取得

最終更新 2019/10/21 11:01

QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2019/10/18)

・2Qの収益回復を確認、予想据え置く
 企業価値研究所予想の20/2期の連結営業利益は前期比1%増の226億円。上期の業績は減収・減益だが、2Qの収益回復を確認、経皮吸収型パーキンソン病治療剤「ハルロピテープ」の承認取得時マイルストンの受領もあり前回予想を据え置く。最主力品の経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ」は引き続き苦戦を見込むが、消炎鎮痛貼付剤「サロンパス」自社販売拡大に伴う収益性の向上等から増益を予想する。
 続く21/2期と22/2期についての連結営業利益予想も変更なし。21/2期は国内薬価引き下げの影響で減益、22/2期は新製品群の貢献を見込み増益を予想する。

・上期は9%減収、9%営業減益
 20/2期上期の連結業績は、売上高が前年同期比9%減の634億円、営業利益は同9%減の102億円。医療用医薬品、一般用医薬品とも低調に推移。研究開発費など販管費も減少したが補えず営業減益。
 研究開発では日本で経皮吸収型パーキンソン病治療剤「ハルロピテープ」が、米国で経皮吸収型統合失調症治療剤「SECUADO」が承認を取得した。

・リスクファクター ~医療制度改革と主力製品への依存度の高さ

・アナリストの投資判断 ~上値の重い展開を予想
 株価は18年6月22日に上場来高値となる9950円をつけたが、その後は総じて軟調に推移。19年は8月6日に安値3820円をつけたが、株式相場全般の上昇もあり足元は5000円台を回復。「モーラステープ」の落ち込みが続いており上値の重い展開を予想。株価の上昇には業績のけん引役と期待している「サロンパス」の着実な成長や新製品の貢献、新薬の開発進展などが必要と考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

真下 弘司

シニアアナリスト

医薬品セクター担当

【プロフィール】
00年から現職。医薬品・医薬品卸等を担当。レポート作成に際しては、会社側開示情報に基づく数値分析に、個別取材等の足で稼いだ情報を加えて、平易な文章で誰が読んでもわかるようにと心がけている。また業績のほか、ESG(環境・社会・企業統治)などの観点から企業を評価できないか模索中。

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