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オーエスジー(6136) 業績は依然底堅いといえるレベルだが減速感は拭えず。予想を減額

最終更新 2019/11/1 10:27

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2019/10/31)

・3Qの減速踏まえ当研究所の19/11期予想を減額
 19/11期3Q累計の連結業績は前年同期比1%減収、営業利益は同9%減の157億円。3Qに業績が減速し、減収減益に転じた。アジアが一段と減速し、堅調だった日本にも減速が拡がり、欧州もユーロ安の影響を受けた。増収効果で各種コストの増加を吸収できなかった。会社は期初計画(営業利益240億円)を変えていない。企業価値研究所は19/11期通期業績予想を減額する(営業利益235億円→205億円)。機械セクターの中で同社業績は依然底堅いといえるが、業績に減速感が出ている感は否めない。現状4Qに力強い業績回復を見込むのは厳しく、会社計画達成のハードルは高まったとみる。

・来・再来期の当研究所予想も減額
 当研究所の20/11期、21/11期の業績予想も減額する。足元までの状況を踏まえ、日本等の需要回復を弱くみた。20/11期業績は前半まで苦戦を予想。後半以降は循環的な需要の回復や航空機関連の底堅い需要、生産能力増強の効果などを背景に、業績は緩やかに回復に向かうと予想する。会社の中期目標(20/11期に売上高1500億円、営業利益300億円)は達成の厳しさが増した印象。

・リスクファクター ~為替、自動車需要、貿易摩擦等

・アナリストの投資判断 ~現状の株価水準は概ね妥当とみる
 株価は直近で上昇し、現状の当研究所の20/11期予想PERは約16倍。製造業や機械セクターの平均(17倍程度)、同社の過去3年平均(17倍程度)に近い水準となっている。現状の株価水準は、すでに来期以降の業績の緩やかな回復を織り込んでおり、概ね妥当と考える。現状の水準から株価が一段と上昇するには、米中貿易摩擦の解消による需要の回復など、業績面で明確に追い風となる好材料が必要となろう。

 

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

柊 宏二

シニアアナリスト

金融(銀行)・機械セクター、投資戦略、マクロ経済担当

 

【プロフィール】

一橋大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入社後、支店勤務を経て銀行系シンクタンクの三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に出向。マクロ経済調査などに従事する。銀行に復職し大企業審査、企業再生などの業務担当を経て、06年に当社入社。銀行を中心とした金融セクターの調査に加え、製造業(機械中心)の調査、投資戦略、マクロ経済調査、なども担当する。顧客向けセミナー・研修・勉強会講師の実績多数。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 銀行評価実施アナリスト

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