個人投資の未来を共創する
QUICKとFinatextの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 大塚商会(4768) 来期は特需反動あるが高水準の利益見込む

大塚商会(4768) 来期は特需反動あるが高水準の利益見込む

最終更新 2019/11/5 09:33

QUICK企業価値研究所アナリスト 山藤秀明(2019/11/01)

・今期営業利益予想を29%増の618億円へ増額
 19/12期3Q累計の営業利益は前年同期比36%増の462億円になった。企業の情報化投資が積極的なうえ、消費税率引き上げ、「Windows7」のサポート終了を控えた特需効果も加わり、パソコン販売が大きく伸びた。
 企業価値研究所は今19/12期の営業利益を前期比29%増の618億円を予想する。3Q累計業績を考慮して41億円増額した。2桁の伸びで最高益を更新する見込み。来期の営業利益予想も増額したが、特需効果の反動で同2%減の604億円(従来予想569億円)の見込み。ただ、高い利益水準を維持しよう。企業業績は減速しつつあるが、同社は情報化投資が遅れている中堅、中小企業向けの案件を得意としている。その中堅、中小企業は積極的な情報化投資を続けている。システム保守やオフィス用品販売などの事業では顧客数を積み上げて、着実に業績を伸ばす特性もある。

・株主還元強化も余剰資金増加。一段の株主還元期待
 安定的な業績拡大もあり増配による株主還元を強めている。ただ一方では余剰資金は積み上がっており、一段の株主還元強化を期待したい。

・リスクファクター ~景気回復腰折れ

・アナリストの投資判断 ~基本は長期投資対象と判断。足元の株価指標は割安
 当研究所ではこれまで同社への投資については、「基本的に長期保有対象として考えたい」と指摘してきた。現在も同様に考える。リーマンショック後の一時的な落ち込みはあるが、営業利益は拡大基調。今後も長期的な業績拡大に連動し、増配そして株価の上昇が期待できるとみている。なお、足元の株価指標は当研究所の来期予想PERは20倍(過去5年平均23倍)、会社計画の今期予想配当利回り2.2%(同1.8%)で割安。

 

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

山藤 秀明

チーフアナリスト

情報・通信担当

【プロフィール】
数値分析に加えて、決算資料の文言や表現などから数値(デジタル)に現れる前の雰囲気(アナログ)の変化にも着目するなど、独自視点でのレポート作成が信条。あわせて分析内容を判り易く伝えるため、「話す」ではなく、独自の「見せる」プレゼンテーション手法を開拓。投資判断に当たっては担当企業、業種の事業環境や株価指標のみならず、相場全体の動きの中での評価も勘案することを心掛け、企業アナリストとマーケットアナリストの両面からのアプローチを行っている。個人投資家、証券営業員向け中心にセミナー実績多数。

電機メーカーで発電所設計に従事した後、コスモ証券(現、岩井コスモ証券)に入社。企業アナリストとして主にハイテク銘柄を担当。その後、証券ポートフォリオ室長、投資調査部長として相場分析も手掛ける。2002年、QBR(現QUICK企業価値研究所)入社、企業アナリストとして情報・通信セクターを担当。

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会、通信・インターネット、コンピュータソフトの両専門部評価実施アナリスト

関連記事・ニュース

記事
記事がありません。

ニュース

ニュースがありません。

銘柄名・銘柄コード・キーワードで探す