個人投資の未来を共創する
QUICKとFinatextの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース バンダイナムコホールディングス(7832) 内外ともに大人層向けトイホビー潜在市場の開拓余地大きい

バンダイナムコホールディングス(7832) 内外ともに大人層向けトイホビー潜在市場の開拓余地大きい

最終更新 2019/12/2 09:34

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2019/11/29)

・トイホビー売上高の4割にまで達し、利益拡大を牽引
 コレクターズフィギュアや「ガンプラ」、「一番くじ」・景品など利益率の高い大人層向けの展開強化で、今期2Qのトイホビー売上高に占める大人層向け比率は前年の3割強から4割へ上昇。利益拡大を牽引している。海外でも映像配信やイベント開催によりIPファンが拡大。北米では流通網整備、アジアでは『三国志』が題材のアニメ等による「ガンプラ」需要深耕を進めている。来期40周年の「ガンプラ」だけでなく、内外ともに大人層向け潜在市場の開拓余地は大きく、今後の成長ドライバーとして期待したい。

・来期営業利益1050億円を予想、5期連続最高更新へ
 連結営業利益の企業価値研究所予想は今期940億円、来期1050億円。IPを軸としたグローバルでの成長戦略とIPファン拡大が相まって、来期にかけ5期連続最高更新へ。(1)大人層向け強化、(2)中国を含むアジアでの事業拡大、(3)家庭用ゲームのデジタル流通移行(来期は大型新作発売を想定)などが利益成長を後押ししよう。大人層向け増勢を鑑み、前回予想から小幅増額した。年間配当予想は今期153円/株、来期171円/株。前期グループ売上高が1300億円に迫る『ドラゴンボール』の成功体験を生かし、『ONE PIECE』、『NARUTO』、『聖闘士星矢』など、グローバルIP育成に期待。今期40周年の『ガンダム』はハリウッド映画化などをテコに欧米市場攻略に再挑戦。

・リスクファクター ~作品の当たり外れ、少子化など

・アナリストの投資判断 ~割安感はないが、中国展開、世界的IP育成での成果が株価上昇要因に
 今夏以降、日経平均株価採用や大人層向け潜在市場掘り起こしへの期待感などもあり、PERの水準訂正が進捗。当研究所予想に基づく来期PERは20倍と特段割安感はない。中国展開やグローバルIP育成、『ガンダム』の欧米市場攻略といった中期的業績押し上げ要因に関して、明確な成果が出てくれば、更なる株価上昇につながろう。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

永田 和子

シニアアナリスト

小売セクター、ゲーム・アミューズメントセクター担当

【プロフィール】
早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。東京証券(現東海東京証券)入社。入社直後から調査部門でアナリスト業務(小売、繊維・紙パルプ、食品、ゲーム)に就く。03年にQBR(現QUICK企業価値研究所)へ。企業調査歴30年。

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 小売専門部会、広告・メディア・ゲーム部会、新興市場部会 評価実施アナリスト

関連記事・ニュース

記事
記事がありません。

ニュース

ニュースがありません。

銘柄名・銘柄コード・キーワードで探す