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バブり気味? 米住宅市場「12年半ぶり」「20年半ぶり」の絶好調ぶり

QUICKコメントチーム=池谷信久、丹下智博

米国の住宅市場が絶好調だ。低水準の住宅ローン金利の恩恵が及び、統計や指数が歴史的な水準になってきた。

17日に発表された11月の住宅着工件数(グラフ緑)は前月比3.2%増の136万5000戸とQUICK FactSet Workstationによる市場予想(134万戸)を上回った。先行指標である許可件数(グラフ青)は1.4%増の148万2000戸と2007年5月以来12年6カ月ぶりの高水準となり、市場予想(140万3000戸)も上回った。

住宅投資は家具や耐久消費財など個人消費への波及が大きい。米中貿易協議など外需面では先行き不透明感がくすぶり続けるが、伸び悩んでいる個人消費が持ち直せば、米景気が再加速する可能性が高まる。

また前日(16日)に発表された全米住宅建設業協会(NAHB)の12月の住宅市場指数は76。QUICK FactSet Workstationによる市場予想(70)を大幅に上回り、1999年6月以来20年6カ月ぶりの高水準となった。「今後6カ月の販売見通し」も79と上昇基調を継続した。NAHBは「中古物件が不足している一方、住宅ローン金利が低く、労働市場も力強いことが追い風になっている」と分析する。

念のため付け加えておくと、2007年は住宅バブルをもたらしたサブプライム・ローン・バブルがはじける直前、1999年はドットコム・バブル前夜の熱狂に浮かれていた時期にあたる。緩和マネーがあふれかえっていた点で現在と共通する。

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