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安川電機(6506) ロボットなどの足元までの業績は厳しめだが受注に底打ち感

最終更新 2020/1/15 09:43

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2020/01/14)

・当研究所の今期予想を減額し会社計画に合わせる
 20/2期3Q累計は前年同期比14%減収、営業利益は同60%減の168億円。米中貿易摩擦の影響等を受け主力事業の売上高が減速、操業度低下も響いた。会社は上期決算時に通期業績計画を下方修正(営業利益465億円→250億円)。今回は計画を据え置いた。企業価値研究所は前回の20/2期通期予想をやや減額する(営業利益270億円→250億円)。会社計画は為替想定も含めやや保守的とみていたが、3Qまでのロボット事業の利益が弱く、全体の進捗も鈍いことを考慮した。ただ、3Qは中国のACサーボモータの受注が回復し、全体の受注も底を打った印象。会社計画の達成は概ね可能とみる。

・来期から業績回復を見込む予想は据え置く
 当研究所の21/2期、22/2期の業績予想は据え置く。5G対応スマホ関連の受注が出始めており、来期以降は5G関連の設備投資需要の増加を予想。人手不足を背景とした自動化投資の需要の一定の回復も織り込み、業績回復を見込む。20/2期は大幅減益の見通しだが、会社は前期と同額の配当計画を据え置いており、当研究所も減配は回避されるとみる。

・リスクファクター ~為替、米中貿易摩擦長期化等

・アナリストの投資判断 ~割高感あるが需要回復期待等背景に当面堅調推移を予想
 株価は昨年後半から堅調に推移。現状の当研究所の21/2期予想PERは44倍。機械や電気機器セクターの平均、同社の過去3年平均に比べ高く、株価指標には割高感がある。ただ、受注には底打ち感があり、中国を中心とした設備投資需要の反転による業績回復期待が高い状況は続きそうで、当面は現状の高PERが許容されるとみる。株価は当面堅調推移が続くとみており、一定の上値を試す余地もあるとみる。

 

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

柊 宏二

シニアアナリスト

金融(銀行)・機械セクター、投資戦略、マクロ経済担当

 

【プロフィール】

一橋大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入社後、支店勤務を経て銀行系シンクタンクの三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に出向。マクロ経済調査などに従事する。銀行に復職し大企業審査、企業再生などの業務担当を経て、06年に当社入社。銀行を中心とした金融セクターの調査に加え、製造業(機械中心)の調査、投資戦略、マクロ経済調査、なども担当する。顧客向けセミナー・研修・勉強会講師の実績多数。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 銀行評価実施アナリスト

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