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前週の株主優待と株価ーリンガーハットは拡充も売り浴びる、クリレスHDは拡充評価で株高に

記事公開日 2020/1/20 11:09 最終更新日 2020/1/20 11:29 株主優待

 QUICKのプロ向けコメントサービス「QUICK Market Eyes」が1月14~17日に配信した、株主優待の制度変更などを受けた株価の反応の記事をまとめました。拡充でも銘柄によって明暗が分かれました。

WSCOPE(6619)― 前期の無配と優待実施の見送りを発表(更新日時:2020/01/17 07:18)

 電池用絶縁体のダブル・スコープ(6619)は16日、2019年12月期末の配当を無配にすると発表した。従来は2円50銭の実施を予定していた。19年12月期に最終赤字を計上する見通しとなり、財務体質の改善を優先する。前期の株主優待の実施も見送る。

WSCOPEの株主優待は韓国工場の見学だった…

 

リンガハット(8200)― 反落 優待制度拡充も、足元の業績苦戦を懸念(更新日時:2020/01/15 11:30) 

 リンガーハット(8200)が反落。14日に株主優待制度の拡充を発表。100株以上300株未満を保有する株主に配布する食事優待券2枚(1100円相当)から3枚(1650円相当)に増額する。より多くの新規株主獲得につなげたい考えのようだが、現時点では足元の業績苦戦を懸念した売りが先行する格好となっている。
 リンガハットは同日、2020年2月期の連結業績予想の下方修正を発表している。

リンガーハットの株主優待はグループの食事優待券

 

クリレスHD(3387)― 上場来高値 一時16%高、株式分割や優待拡充を評価 (更新日時:2020/01/15 11:25)

 飲食チェーンを展開するクリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)が急伸。一時上昇率は16%に達し、東証1部の値上がり率ランキングで上位。上場来高値を更新した。14日に2月末を基準日とした1株を2株にする株式分割を発表し、流動性向上への期待感から買いが優勢となっている。
 分割に伴い、株主優待の食事券の贈呈基準についても見直した。分割後に100株を保有する株主も優待対象とし、2000円分を配布する。また4つだった保有株式数の区分を8つに細分化。例えば分割後に200株を保有する株主の場合は4000円分をもらえるため、従来から実質的に1000円増額となる。継続保有している場合の優遇制度も、従来は200株以上保有する株主を対象に一律1500円分を追加贈呈していたが、400株以上、3000株以上、6000株以上、9000株以上の保有株数で追加贈呈額に差をつける。
 同日発表した2019年3~11月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比82%増の24億円と、大幅増益だったことも買い安心感につながっている。

オーウエル(7670)― 大幅高 株主優待を導入、3単元以上を対象(更新日時:2020/01/15 11:03)

 塗料販売のオーウエル(7670、2部)が大幅高。14日に株主優待制度の導入を発表し、好感した買いが優勢となっている。3月末時点で3単元(300株)以上を保有する株主を対象に実施する。保有株式数や期間に応じて商品もしくは社会貢献活動への寄付を選ぶことが可能。
 300株以上を保有する場合、保有期間が3事業年度未満の場合は1000円相当、3事業年度以上は2000円相当の商品もしくは寄付が選べ、1000株以上を保有する場合は3事業年度未満で2000円相当、3事業年度以上の保有で4000円相当の商品もしくは寄付の選択となる。2020年3月末時点の株主から実施する。

オーウエルの株価は株主優待の導入を好感して急伸した

ジュンテント(9835)― 反落 通期予想据え置きで利益確定、優待は継続保有が条件に(更新日時:2020/01/14 10:13)

 ホームセンターのジュンテンドー(9835、2部)が反落。10日に発表した2019年3~11月期の単独決算で、営業利益が前年同期比11%増の5億2300万円と通期予想(2億5000万円)を超過達成する進捗だった。ただ、業績予想は据え置いたため、目先の好材料出尽くし感から利益確定売りが優勢となっている。株価は業績回復期待で19年2月以来の高値圏にあった。
 ドラッグストア事業の譲渡で減収となったものの、ホームセンター事業の売り上げが好調だったほか、販管費の削減も進んだ。
 同日、株主優待制度の変更を発表した。従来は保有期間に条件はなく、100株(1単元)を保有する株主に一律でクオカード1000円分を贈呈していたが、20年2月末時点の株主を対象等する優待から1年以上の継続保有を条件とする。

トーヨーアサノ(5271)― 大幅続伸 株主優待制度導入を買い手掛かり(更新日時:2020/01/14 10:03)

 トーヨーアサノ(5271、2部)が大幅続伸。工事用コンクリート資材のトーヨーアサノ(5271、2部)が続伸。10日に株主優待制度の導入を発表し、買い手掛かり視する動きが優勢となっている。毎年2月末時点で500株(5単元)以上を保有する株主を対象に静岡県沼津市近郊の商品(5000円相当)を贈呈する。20年2月末時点の株主から適用する。
 同日発表した2019年3~11月期の連結決算は、前年同期比86%減の1億6800万円だった。主力の地盤工事に使う「コンクリートパイル」などコンクリート二次製品の3~8月期までの販売低迷が響いた。9~11月期以降、需要は回復傾向にあるという。

 

タビオ(2668)― 軟調 今期業績予想を下方修正、優待は保有期間の区分を新設(更新日時:2020/01/14 09:45)

 靴下の製造販売のタビオ(2668、2部)が軟調。10日に2020年2月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気した売りが優勢となっている。純利益は前期比54%減の1億6700万円と、従来予想から1億8900万円下振れる見通し。暖冬で秋冬物商材の売れ行きが鈍かったほか、退職給付制度の変更に伴う損失や店舗の減損損失を計上することも響く。
 同日、株主優待制度の変更も発表した。従来は100株(1単元)以上と1000株(10単元)以上の2つだった保有株式数の区分を、100株以上、500株(5単元)以上、1000株以上の3区分に増やした上で中長期の株式保有を促すため、新たに保有期間に応じて優待カードの配布額を拡充する。
 例えば100株保有の場合、保有期間が1年未満だと500円分、1年以上3年未満だと1000円分、3年以上で1500円分となる。従来は100株保有で一律1500円分を贈呈していた。20年2月末時点の株主から適用する。
 21年2月末時点の優待からは1年以上の継続保有を条件とする。

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目先の権利落ち日は1月29日です。QUICK Money Worldの「株主優待」によると権利落ちを予定する銘柄は主に以下になります。

積水ハウス(1928)

トーホー(8142)

鳥貴族(3193)

ネオジャパン(3921)

ケネディレジ(3278)

菱洋エレク(8068)

ベステラ(1433)

不二電機(6654)

HCM(3455)

OS映(9637)

きんえい(9636)

ドーム(9681)

楽天地(8842)

ミサワ(3169)

ナガノ東(9829)

光・彩(7878)

ユークス(4334)

クロスプラス(3320)

スバル興(9632)

MSOL(7033)

バルニバーヒ(3418)

ストリーム(3071)

ナイガイ(8013)

サムコ(6387)

山岡家(3399)

コーセーアールイ(3246)

シーアールイー(3458)

いちごホテ(3463)

オーエムツー(7614)

稲葉製作(3421)

 


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