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FOY2019懇親会、リアルな交流を求める投資家が集結。公的年金の学びも

QUICK資産運用研究所=高瀬浩

18日の「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」(FOY2019)表彰式の後、場所を移して開かれた懇親会には上位入賞の運用会社関係者に加え、80人あまりのブロガーや個人投資家が集結した。

◇FOY2019表彰式の記事はこちら→「eMAXIS Slim」旋風、ブロガーが選ぶベスト投信の上位を席巻

今回で4回目となる懇親会には、FOY2019表彰式に登壇した年金制度研究の第一人者、慶応義塾大学商学部の権丈善一教授も参加。同教授を囲んで話し合う輪ができ、普段はライバル関係にある運用会社の中堅社員同士がにこやかに歓談する姿もみられた。

表彰式や懇親会への参加者の声を聞いた(以下、コメント一覧)。

ユータさん

「権丈先生と懇親会で歓談することができ、複雑な年金制度の仕組みをわかりやすく解説してくれた。20代の同世代の投資家ともリアルに出会え、つながりができたのがうれしい。投資に興味を持つような友人が周りにいたら、FOY上位入賞ファンドの中から選んで投資を始めるのを勧めようと思う」

■NightWalkerさん

「超低コストの世界株式時価総額分散インデックスファンドの登場は私も含む多くのインデックス投資家の10年来の悲願だっただけに、それが1位になったのは感慨深い。アクティブファンドの元気がないが、長期投資に最適と言い切れるアクティブ型がまだ少ないのが原因ではないか」

■パーサモウニアスさん

「公的年金の企画は、時代のトピックをうまくつかんだいい企画。表彰だけでなく、プラスアルファをしっかり考えてくれる運営委員に感謝。2020年最初の大規模イベントに参加し、今年1年も頑張ろうというエネルギーを改めてもらえた」

■タカちゃんさん

「『ニッセイ外国株式インデックス(2931113C)』が前回の2位から4位に順位を下げたが、昨年の米国株堅調を背景に多くの票が米国株ファンドに向かったのが理由の一つだと思う。その流れが変われば、同ファンドが再びトップ3に入る可能性はありそうだ」

■マイルドインベスターさん

「『グローバル3倍3分法(0231118A)』が7位に入ったのが印象的。個人投資家に投資戦略の選択肢を提供してくれた意義は大きいと感じる。権丈先生による公的年金に関する話は有意義だった。『将来、公的年金がもらえないかもしれないから投資する』というのは誤った認識に基づく行動であって、まずは社会保障に関する正しい知識を持つのが大切だと思う」

■安井宏さん

「公的年金が企画に取り上げられ、その権威の権丈先生が登壇し、懇親会でも多くの若い人と意見交換をしていたのがとても印象的。老後2000万円問題をきっかけに『投資といえばお金を増やす』から『公的年金と合わせて老後を豊かに暮らすこと』という風に人々の意識が変わってきたのではないか」

じゅん@さん

「低コストインデックスファンドが上位に並んだ結果となったが、コスト削減には運用会社及び販売会社の方々の努力に加え、個人投資家の声がそれを後押ししているのを改めて感じとれた。これまで海外ETFを使う以外に投資するすべがなかった、全世界株式(含む日本)クラスのファンドがついに1位を取ったのは感慨深い」

FPとさかさん

「『eMAXIS』旋風が吹き荒れた表彰式だった。信託報酬の引き下げで信頼を積み重ね、ブロガーミーティングで個人投資家との親近感を醸成してきた戦略が奏功したと思う。SNSで発信してない方も懇親会に参加しており、インデックス投資界隈の拡がりを感じた。この拡がりを保つのはとても大切と思う」

WATANKOさん

「個人的にはニッセイを応援しているが『eMAXIS Slim』の1-2-3フィニッシュ・表彰台独占は偉業。トップ10のうち4本は『分散投資はこれ1本で十分」といわしめる全世界株式型かバランスファンドであり、ますます投資にかける手間がなくなったと実感。投票結果をSNSで知るだけではなく、会場に足を運んでライブ感覚を味わうのもまた良し」

あんにゅいさん

「『eMAXIS Slim』の完勝と感じた。運用コストがただ低いだけではなく、将来にわたってコストの引き下げが期待できるので、保有し続ける安心感は大きい。懇親会へは今回初めて参加。想像以上に雰囲気が良く、当初抱いていた不安は無くなり、積極的に交流ができた」

青井ノボルさん

「概ね予想通りの順位だったが、『eMAXIS Slim』シリーズの躍進を感じた。バンガード関連ファンドとの2強という構図になりつつあり、他社の奮起を期待したい。懇親会は多くの人と交流することができる貴重な機会。顔見知りの人も少しずつ増えてきて、長期投資を志す仲間が沢山いるのは心強いと改めて感じた」

にこいちさん

「信託報酬が低いファンドに人気が集まった印象。情報開示の豊富さや指数連動性など、信託報酬以外の評価枠もほしい。最多入賞を評価した『セゾン・バンガード・グローバルバランス(96311073)』と『VT』への特別賞授与はよかった。長く人気を維持しているファンドはもっと評価されてもいいと思う」

けいのすけさん

「今回は上位5本に大きな入れ替わりがなく、FOYにおける『人気ファンド』は収束してきたように思える。懇親会では、昨今の好調な相場に浮かれた雰囲気もなく、冷静な方が多いとの印象を受けた。自分は『たわらノーロード先進国株式(4731B15C)』に投票。ライバルに大きく後れを取っていた信託報酬水準を昨年一気に最安値まで引き下げた『乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負』に感銘を受けた」

虫とり小僧さん

「面白味はないけど納得の結果。受賞したのはどれも『個人投資家にとって』いいファンドだと思う。FOYは続けることでより味わい深くなってくるはずなので、マーケットが不調になっても続けてもらいたい。『ちゃんと国際分散されていて、そこそこ低コストなら、別にバランス型だってええんやで。大切なのは続けることや』という想いを込めて投票した」

やすぎさん

「インデックスファンド全盛の中でも米国株人気の片鱗を感じた。投票数で『eMAXIS Slim』の『米国株式(03311187)』が『先進国株式(03319172)』を上回ったのには驚き。インデックスファンドの持ち味は『分散』だと思うので、米国株人気の過熱感に少し怖さを感じる。懇親会は投資家さんや運用会社の方と交流する楽しさに加え、新しい制度や商品の話題など学びの多い時間だった」

なまずんさん

「過去のFOYの結果を追うと、年々、上位に入賞するファンドの質が向上していることに驚く。長年、投資環境の改善のために努力してきた個人投資家や運用会社に心から敬意を表したい。懇親会では、さまざまな投資スタイルの個人投資家が、どのような目線でファンドを評価しているかについて意見交換できるのは有意義」

ASKさん

「インデックスファンドの低コスト化がかなり進んできて、5~10年前と比べると個人投資家の投資環境はだいぶ良くなったと思う。長期運用に資すると評価されるアクティブファンドも登場してきて、資産運用業界全体が活性化するのに期待」

くは72さん

「前回に続いて今回も受賞ファンドの発表と副賞授与の手伝いをさせてもらった。今回の順位を見ると投信ブロガーから一般生活者まで幅広く支持を得られるファンドが多数を占め、納得している。その一方で、最近の市場環境を背景に支持されたファンドも入ってきた。今後、環境が変化した時にこれらファンドがどうなるかその行方に注目したい」

つばささん

「今回はプレゼンター役として表彰式に参加させてもらった。第4位にランクインした『ニッセイ外国株式インデックス(2931113C)』の信託報酬引き下げが表彰式で発表されたのが印象的。インデックスファンドのコスト競争は一旦落ち着くのかなと思っていたので、今後の他社の動きにも注目したい」

Masamiさん

「表彰式で披露された投信ブロガーの投票理由コメントが去年よりもさらに熱くなっていた。プレゼンターを務めたおかげでたくさんの方から声をかけていただき、思った以上に交流ができて良かった。最多入賞とジャンプアップの特別賞にFOYの歴史を感じた」

たびびとさん

「司会を務めた運営委員のカン・チュンドさんの『選ばれたファンドはどの金融機関で買えるのか、企業型・個人型確定拠出年金やつみたてNISAで採用されているか、運用会社はわかりやすく開示してほしい』という発言が印象に残った。投資家もファンドを選んだだけで安心せずに資産形成を継続し、不安になった時にはこの会に気軽に参加してほしい」

リバモ(livamoz)さん

「順位がこれほど入れ替わるとは驚きだ。2~3年前に1位だったのがベスト10に入っていなかったりする。たとえ同じ全世界株式を投資対象としていても、投資家のコストに求める意識が厳しくなっているのかなと思う。ただ運用会社の受賞コメントからは、互いにライバルとの競争関係を意識しつつも投資家の期待に応えていこうとする姿勢が聞けた」

■ネットのつながりを超えたリアルな交流

FOYと懇親会には関西、北陸地方、北海道からの参加者もいた。FOYのイベントに合わせて、投資家同士がネットでのつながりを超え、リアルに交流できるのは貴重な体験だ。主催した実行委員は懇親会継続への意欲を示している。

「足元が悪い中でも80名以上の方に集まってもらえ、無事に懇親会を開催できたことに感謝。個人投資家が情報交換し親交を深めるために、個人投資家が主催する大規模イベントはあまり無いので、ニーズが続く限り今後も続けていきたい」(懇親会実行委員のすぱいくさん)

「本年も昨年に引き続き、若い方々の参加が目立つ懇親会になり、とてもうれしい。ネットを通じた情報収集や発信が盛んな中でも、その枠を超え、顔と顔を合わせて語らうのも大事と感じている。今後もこのような会を開催し、多くの投資家のコミュニケーションのきっかけになればと考えている」(懇親会実行委員長の個人凍死家テリーさん)

<参考>当日の様子は投信ブロガーや関係者がツイッター(ハッシュタグ:#ファンドオブザイヤー、#foy2019)で発信

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