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米経済は好調維持?新型肺炎下でも景気に変調は見られず

QUICK Money World=丹下智博

新型肺炎が拡大し始めてから1カ月以上が経過した。その間の経済指標も徐々に公表されている。影響を把握したいところだが、これまでのところ米経済に変調は見られないようだ。

■米失業保険の新規申請は3週間ぶり増も、市場予想は下回る

  13日に発表された8日までの週の米週間新規失業保険申請件数は、前週比2000件増の20万5000件とQUICK FactSet Workstationによる市場予想(21万1000件)を下回ったものの3週間ぶりの増加となった。中期の傾向を示す4週間の移動平均は前週比変わらずの21万2000件だった。
  米労働市場の底堅さが確認され、過去最長期間となっている米景気の拡大を支えていることが示された。

※米新規失業保険申請件数の推移

※米新規失業保険申請件数の推移

■米消費者物価2.5%上昇、2018年10月以来の大きな伸び

  13日に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)は、前月比0.1%上昇とQUICK FactSet Workstationによる市場予想(0.2%)には届かなかった。しかし、前年同月比2.5%上昇と市場予想(2.5%)通り、2018年10月以来1年3カ月ぶりの大きな伸びとなった。
  一方、変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前月比0.2%上昇、前年同月比2.3%上昇と米連邦準備理事会(FRB)が目標とするCPI2%に沿った動きと言えそうだ。
  ただ、先行きのインフレ期待として注目される5年先から10年先までの5年間の平均インフレ予想(BEI)は伸び悩んだままであり、市場参加者のマインドは原油価格の下落に引きずられているという印象が強い。

※米消費者物価指数(CPI)

※米消費者物価指数(CPI)

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著者名

QUICK Market Eyes 丹下 智博

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