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低金利の恩恵、米住宅市場に限定的なワケー今晩の中古住宅販売に注目

QUICK Money World=大野弘貴、丹下智博

■金利低下の恩恵は徐々に限定的に

日本時間22日深夜、全米不動産協会(NAR)は1月の中古住宅販売件数(青線)を発表する。QUICK FactSet Workstationによると市場では前月比2.3%減の541万戸が予想されている。
足元の米金利は10年債利回りが1.5%台と、低水準に位置している。全米住宅建設業協会(NAHB)は「住宅ローン金利の低下で住宅を購入しやすくなっている」と指摘した。一方、2019年12月にNARのエコノミストは住宅価格の高騰から安価な住宅が不足し、住宅市場拡大の足かせとなると指摘していた。
米国の経済指標は予想を上回って好調な結果が相次いでいるものの、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて先行き不透明感も増してきている。利下げ期待が高まっているものの、低金利による恩恵が浸透しにくくなっている状況に目配りが必要だ。

※市場では前月比2.3%減の541万戸と予想(QUICK FactSet Workstationより)

※市場では前月比2.3%減の541万戸と予想

■米フィラデルフィア製造業景況感は3年ぶり高水準

  米フィラデルフィア連邦準備銀行が20日に発表した2月の製造業景況指数は36.7とQUICK FactSet Workstationによる市場予想(10.6)に反して大きく上昇した(前月比19.7ポイント上昇)。2カ月連続での上昇で、2017年2月以来3年ぶりの高水準をつけた。
  個別項目では、「新規受注」が前月比15.4ポイント上昇の33.6と、18年5月以来の高水準となった。「出荷」も25.2へ上昇(前月比+1.8ポイント)、「在庫」も11.8(前月比+14.1ポイント)と上昇した。一方、「雇用指数」は9.8と前月から9.5ポイント低下した。
 米中貿易交渉の「第1段階合意」を受けて米企業の景況感が上向いたことが示され、日米の景況感の違いが鮮明となった。

※2月の製造業景況指数は大きく上昇(チャートはQUICK FactSet Workstationより)

※2月の製造業景況指数は大きく上昇

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