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バンダイナムコホールディングス(7832) 「ガンプラ」40周年の来期は営業利益1000億円へ、家庭用デジタル化も後押し

最終更新 2020/2/27 09:25

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2020/02/26)

・子供向け苦戦など鑑み減額、今期は踊り場局面だが、グローバルIP軸戦略による中期的成長見通し不変
 連結営業利益の企業価値研究所予想は業績表の通り。グローバルでのIP軸戦略と映像配信等によるIPファン拡大が相まった中期的成長見通しは不変だが、子供向け玩具低迷や先行投資などを鑑み、前回から減額。今期は踊り場局面見込むが、来期は家庭用ゲームでのデジタル化、大型新作投入、40周年迎える「ガンプラ」など大人層向けトイホビーの続伸をテコに1000億円へ。

・内外ともに大人層向けトイホビー市場の開拓余地大
 トイホビーの成長を牽引する大人層向け商品は内外ともに市場開拓余地が大きく、今後も成長ドライバーとなろう。「ガンプラ」は国内、アジア(中国含む)での更なる需要拡大に備え工場を増強中。スマホゲームでも『ミニ四駆 超速GP』の好発進に続き、懐しのIP活用による大人層開拓に期待がかかる。前期売上高1300億円に迫る『ドラゴンボール』の成功体験を生かした新たなグローバルIP育成にも注目。00年代前半に世界的人気だった『デジモン』再始動もこの一環。一方、『ガンダム』は欧米市場攻略に再挑戦。動く実物大『ガンダム』(横浜)や宇宙からの東京五輪応援が欧米での知名度上昇につながり、実写版ハリウッド映画(公開時期未定)が後押しする期待も。

・リスクファクター ~新型肺炎影響、作品の当たり外れ

・アナリストの投資判断 ~株価下落で割安感、「ガンプラ」40周年、『デジモン』再始動など話題豊富
 大人層向けトイホビー市場掘り起こしがグローバルで進むことへの期待が続くなか、足元の株価下落で来期PER18倍(当研究所予想)と割安感も。「ガンプラ」40周年など『ガンダム』関連の露出の多さに加え、『ミニ四駆GP』好発進、『デジモン』再始動といった大人の懐古心をくすぐる話題も多く、株価の押し上げ要因として期待。

 

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

永田 和子

シニアアナリスト

小売セクター、ゲーム・アミューズメントセクター担当


【プロフィール】
早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。東京証券(現東海東京証券)入社。入社直後から調査部門でアナリスト業務(小売、繊維・紙パルプ、食品、ゲーム)に就く。03年にQBR(現QUICK企業価値研究所)へ。企業調査歴30年。


日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 小売専門部会、広告・メディア・ゲーム部会、新興市場部会 評価実施アナリスト

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