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英ブリオンボールトの顧客が持つ金地金が3月に急増、新型コロナで

QUICK Market Eyes=片平正二

英ロンドンを拠点に個人向けの金のオンライン取引を手掛けるブリオンボールトが2日、「顧客によって保有され保管されている金地金の総量が41.1トンと急増し、その評価額も17.3%増の17億ポンド(約2261億円)で過去最高を記録した」と発表した。世界の多くの国で3月に新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を防ぐために都市封鎖(ロックダウン)などが起き、人々の移動・行動が制限される中で金需要が急増。人々が貯蓄を守るために地金商で金貨などの現物の金を購入する動きが相次ぎ、多くの欧米の小売店では在庫が底をつき、高いプレミアムを付けざるを得なくなっていたという。

■結婚指輪30万個分

ブリオンボールトの3月の金需要は過去12カ月の平均の42倍に達したといい、その金需要量は18カラットの結婚指輪を30万6317セット作ることができる量に相当するという。ブリオンボールトの顧客が保有する金総量は、中央銀行の金準備の量と比較するとトップ50カ国に入る量でもあるという。
主要国でロックダウンが起きたことで、主な精錬所が閉鎖されて金地金の供給が絶たれている。貴金属の移動に使われる空路も遮断され、多くの現物金市場では流動性が損なわれ、チューリッヒやニューヨークはもちろんのこと、現物市場の世界の中心でもあるロンドン市場でもプレミアムが上昇、更には金現物価格と先物価格の乖離も起こっている。

NY金先物とロンドン金値決め価格(午前)の推移

※NY金先物とロンドン金値決め価格(午前)の推移

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著者名

QUICK Market Eyes 片平 正二


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