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投資信託、運用悪化に歯止め 海外株式型が健闘

QUICK資産運用研究所=西本ゆき、西田玲子

コロナショックによる投資信託の運用悪化に歯止めがかかってきた。海外の株式で運用するタイプを中心に運用成績を回復する投信が増えてきている。

■3カ月リターンがプラスのファンドも

国内公募の追加型株式投信(ETFを除く)のうち、4月末時点の純資産総額上位50本を対象に1カ月の騰落率(分配金再投資ベース)が高い順にランキングしたところ、主に海外の先進国株式で運用する投信の健闘が目立った。

1位は「グローバル・プロスペクティブ・ファンド(愛称:イノベーティブ・フューチャー)」(02312196)。1カ月リターンは23.35%のプラスで、上位10本のうち断トツだった。3カ月リターンも唯一プラスを確保し、新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がる前の水準まで基準価額が持ち直した。

このファンドは、世界の株式のうち劇的な生産性向上やコスト低下などの「破壊的イノベーション」を実現しうる企業に投資する。最新の月次レポート(3月31日時点)によると、自動運転技術に取り組むテスラ(TSLA)やゲノム解析装置製造大手のイルミナ(ILMN)など米国企業を中心に組み入れている。販売会社はみずほ証券1社。コロナ相場の渦中でも資金の流入傾向が続いている。

■「野村インド株」が10位に

9位までは海外の先進国株式を中心に投資するファンドが並んだ。2位は「グローバルAIファンド」(79311169)、3位は「ロボット・テクノロジー関連株ファンド −ロボテック−」(0431115C)といったテーマ型が入った。

4位の「ティー・ロウ・プライス 米国成長株式ファンド(愛称:アメリカン・ロイヤルロード)」(AW31119C)は、みずほ証券とみずほ銀行が販売しているファンド。4月の資金流入額(推計値)は149億円と、10本中で最も多かった。

10位には新興国株式で運用する「野村インド株投資」(01312056)がランクイン。このファンドは年初から4月末時点までの資金流出額(推計値)が537億円と、国内公募の追加型株式投信(ETF除く)で最も大きい。3カ月リターンは26.17%のマイナスだが、直近1カ月は10%を超えるプラスで運用成績がやや回復してきている。

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