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任天堂(7974) 「Switch」のライフサイクル長期化、デジタル化加速をテコに持続的利益成長を予想

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2020/05/28)

・「3DS」からの買い換えや中国展開が本格化へ
 連結営業利益の企業価値研究所予想は業績表の通り。来期は「Wii」3年度目以来の4000億円超えへ。「Wii」は3年度目でピークアウトしたが、今期が実質4年度目の「Switch」は子供、女性など幅広いユーザー層を擁する「3DS」からの買い替え(前期の「Switch Lite」『ポケモン剣盾』『あつ森』発売が契機に)や中国市場開拓の本格化でライフサイクル長期化を予想。利益率が高く長期で商機に繋がるデジタル流通への構造変化(「巣ごもり」ニーズで加速)や「Switch Online」による定期継続収入拡大も加わり、23/3期にかけて持続的な利益成長を見込む。

・『あつ森』人気が新作の情報不足をカバーする見込み
 新作に関する情報不足は『あつ森』『リングフィット』人気でカバーできよう。『あつ森』は自粛生活の癒しとして世界で大ヒットしたが、新型コロナウイルス収束後もオンラインによる繋がりが武器に。両作は「Switch」とユーザーが常に接点を持つ点(作品情報紹介→DL版購入促進へ)も強み。『ポケモン剣盾』では追加コンテンツ投入で接点を維持するほか、追加コンテンツによる収益貢献も見逃せない。今後明らかになる新作では「3DS」人気シリーズの投入や『リングフィット』で片鱗を示した「Joy-Con」機能活用による新たなゲーム体験提案に注目したい。

・リスクファクター ~コロナの影響、ユーロ安など

・アナリストの投資判断 ~08年以来の株価5万円台乗せも視野に
 PER(当研究所予想)は今期18倍、来期17倍と、当研究所が適正水準と考える20倍を下回り、株価上昇余地ありと考える。今後明らかになる今期新作ラインナップ次第では08年以来の5万円台乗せも視野に入ってこよう。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

永田 和子

シニアアナリスト

小売セクター、ゲーム・アミューズメントセクター担当


【プロフィール】
早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。東京証券(現東海東京証券)入社。入社直後から調査部門でアナリスト業務(小売、繊維・紙パルプ、食品、ゲーム)に就く。03年にQBR(現QUICK企業価値研究所)へ。企業調査歴30年。


日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 小売専門部会、広告・メディア・ゲーム部会、新興市場部会 評価実施アナリスト

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