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1ドル=100円は高い壁、世界経済には弱気な見方 QUICK外為調査

1ドル=100円の壁は高そうだ。QUICKと日経ヴェリタスが外国為替市場関係者に実施した7月の共同調査では、米国が金融緩和を一段と強化した場合でも1ドル=100円を超える円高にはならないとの見方が8割を占めた。市場参加者がリスク回避に動けば円とドルがともに買われるためだ。世界経済の回復度合いについては「U字型」(28%)や「L字型」(27%)など停滞が長引くとの回答が多い。

世界経済の回復が遅れれば米連邦準備理事会(FRB)が金融緩和政策を一段と強化するシナリオが考えられる。その場合の円ドル相場を予測してもらったところ、62%が「1ドル=100~105円」と回答した。「105~110円」が20%で続き、100円を割り込むような円高を予測した人は18%だった。

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長は「リスク回避的な市場環境がきても、現状ではドル買いと円買いが一気に動く。よほど想定外のことが起きない限り1ドル=107円前後で動くのではないか」と話す。

FRBが追加の緩和策をとる場合、最もドル安を招きそうな政策を尋ねたところ「マイナス金利政策の導入」が半数だった。ただ、実際にFRBがマイナス金利政策を導入すると考える人は13%にとどまっている。

景気の見通しについては慎重な見方が目立った。7~9月期に急回復する「V字型」との回答は最も少ない16%だった。三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也氏は「米国の政策対応が下支えし、米中を中心に回復するだろう」と予測する。とはいえ「冬場にかけて新型コロナウイルスの強烈な感染第2波がくれば停滞もあり得る」と警戒感も強い。

調査は7月6~8日に実施。金融機関や事業会社の外為市場関係者91人が回答した。

※QUICKでは株式、債券、外為の市場関係者を対象に、景気や相場動向についての月次アンケートを実施しています。それぞれの調査結果の詳細は、QUICKの様々な金融情報端末・サービスで公表しています。


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