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米労働市場に明るい兆し?失業保険が頭打ち、今晩の雇用統計にも関心高く

10月1日に発表された9月20~26日の週間の米新規失業保険申請件数は前週比3万6000件減の83万7000件とQUICK FactSet Workstationによる市場予想(85万件)を下回った。2週ぶりの減少だが、引き続き80万件台と高水準を維持し、米雇用の回復が停滞していることを示している。

■緩やかに進んでいる

9月13~19日までの週の失業保険の総受給者数は1176万7000人と前週比で98万人減った。新型コロナウイルスの感染感染拡大の影響で急増した解雇や一時帰休となった労働者の職場復帰が緩やかに進んでいることが示された。

※米失業保険関連チャート
※チャートはQUICK FactSet Workstationより

■失業保険申請件数は頭打ち=ノムラ

ノムラ・セキュリティーズは1日付リポートで、「これは、過去の水準からすれば依然として高い水準だが、8月中旬から頭打ちとなったことを示す明るい兆候だ」と指摘した。4週間移動平均は1万2000件減少して86万7000件となった。9月19日までの週の継続保険金請求者数が98万件減少して1180万人となり、被保険失業率は0.6 パーセントポイント低下して8.1%となり、雇用純増が続いた。

今晩発表となる9月の雇用統計では非農業部門雇用者数は7月の170万人や8月の140万人から減った80万人と予想した。「これは労働市場の回復が堅調であるものの、依然として緩やかであるためである」と指摘した。また内訳として民間雇用は8月の100万からは若干減少した85万件の増加を見込んでいる。この点は「政府の雇用は50万人減少したようだ」とした。「9月の労働市場指数は、引き続き回復しているものの、ペースは鈍化している」とした。QUICK Market Eyes  丹下智博、川口究)

著者名

QUICK Market Eyes 川口 究

著者名

QUICK Market Eyes 丹下 智博

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