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【深読み説明会】SHIFT IT技術者から高い人気、「日本一の営業組織に」

※SHIFTの決算説明会のテキストマイニング
※SHIFTの決算説明会のテキストマイニング

ソフトウエアのテスト・品質保証サービスを手掛けるSHIFT(3697)が10月8日にオンラインで開いた2020年8月期連結決算の説明会では「成長」「プライム(高付加価値案件)」「採用」などが焦点になっていた。説明会の内容をテキストマイニングし、分析した。

説明会の前半は小林元也取締役が20年8月期の業績ハイライトを説明した。売上高は前の期比47%増の287億円、営業利益は同53%増の23億円と新型コロナウイルスの感染拡大によって、企業のデジタル化ニーズが高まり大幅な増収増益となった。製造業やエネルギー、次世代通信規格(5G)に関連する通信業からの受注がけん引した。コロナ以前から企業の引き合いは強く、ソフトウエアテストサービスを開始した2010年8月期以降、10期連続で50%以上の成長が続いている。

システムエンジニアが1カ月働く作業量である人月あたりの単価「エンジニア単価」も上昇が続いており、20年8月期末で71万円/月となった。顧客の深耕が進み、採算の良いプライム案件が増加している。単価の上昇は増収だけでなく「粗利益率の向上、そして優秀な人材を獲得する」(小林取締役)ことにもつながる。IT(情報技術)エンジニアから人気は高く、8月の応募者数は月間で2604人と過去最大となった。エンジニアの単価上昇と採用増の両輪が成長の源泉となっている。

丹下大社長は成長戦略や21年8月期の計画を説明した。25年8月期までの中期経営計画「SHIFT1000」で売上高1000億円を目指しており、さらなる成長に向けて営業と教育、採用などの各分野で改革を進めている。営業では、営業力の強さで有名な元キーエンスの佐々木道夫副社長が指揮をとり、売上高「1000億、3000億に向けて営業の仕組み化」(丹下社長)を進めている。

テレビ会議の活用などで営業の量を増やし、質の向上にも取り組む体制づくりが出来たとして丹下社長は「日本一の営業組織にしようということで、非常にいい状態かと思っている」と手ごたえを語った。

アナリストやマスコミの質問では「採用」への関心が高かった。丹下社長は「日本でいうとほぼ1、2位ぐらいの採用力だ」と自信をのぞかせた。「IT人材が不足する中でも、応募者数のベースが増加している要因は」との質問に対して「熱量をもってエージェントと付き合い、エンジニアにちゃんとわれわれの良さを説明している」とし「SHIFTの人事は強い」と強調した。QUICK Market Eyes 阿部 哲太郎)

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QUICK Market Eyes 阿部 哲太郎


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