【NQNニューヨーク=川内資子】主要な株価指数を作成するS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは16日夕、電気自動車(EV)のテスラをS&P500種株価指数の構成銘柄に採用すると発表した。12月21日の米株市場の取引開始前に組み入れる。
テスラは未採用銘柄では時価総額で最大だ。7月発表の2020年4~6月期決算で4四半期連続の最終黒字を達成。指数採用の条件をすべて満たし同指数採用への期待が強まっていたが、9月は採用が見送られていた。
16日夕の米株式市場の時間外取引でテスラ株は急伸している。通常取引を前日比0.1%安の408.09ドルで終えた後、時間外取引で一時453ドル台と終値から11%上げた。