【QUICK Market Eyes 阿部 哲太郎】19日の米国株式市場で自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)が小幅続伸した。通常取引の終値は前日比0.23%高の42.82ドルだった。
前日に年初来高値を更新し、利益確定売りも出る一方、EV(電気自動車)と自動運転車への投資を加速すると発表し、下支えとなったようだ。
この日オンラインで開催されたバークレイズ2020・グローバル・オートモーティブ・カンファレンスのプレゼンテーションで2025年までにEV(電気自動車)と自動運転車に270億ドル(約2.8兆円)を投資し、3月に発表した200億ドルから70億ドルを追加するとした。発表資料によるとメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は、「2025年までに北米向けの20車種を含む、世界中で30車種のEVを発売する計画をサポートする」と語った。