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ある外資系証券が考える「2021年に持つべき銘柄・避けるべき銘柄」

QUICK Market Eyes  大野弘貴】クレディ・スイスは1月5日付リポートで、日本株で2021年に保有すべき銘柄としてトヨタ(7203)やキーエンス(6861)など20銘柄を挙げた。対照的に、保有を避けるべき銘柄としてマツダ(7261)やシャープ(6753)など11銘柄が取り上げられている。

リポートでクレディ・スイスは21年の日本株市場の見通しについて、「デジタル化・脱炭素化社会の推進、コーポレートガバナンスの進展に特に注目」するとした。このうち、デジタル化・脱炭素社会の推進では、「スタートアップから大企業まで、企業規模を問わず、企業の新陳代謝を促すことで、株式市場に投資機会を提供する」との見方が示されている。

コーポ―レーガバナンスでは20年に続き、親子上場解消が主要なテーマになると見込んだ。

■アナリストが推奨する持つべき銘柄

・トヨタ(7203):目標株価9350円

電気自動車の本格普及期に入ったと見られる中、同社の全方位の電動車戦略に揺るぎはない

・ホンダ(7267):目標株価3800円

大幅な費用削減で収益性が大きく回復。四輪生産再編効果などに対する期待は不変

・デンソー(6902):目標株価6700円

自動車市場が電動車の本格普及期に入りつつある中、電動化技術にかかわる中核技術を全方位で取り扱う同社の中長期成長シナリオは不変

・市川工業(7244):目標株価850円

中計の目標売上高を支える新規受注案件のブッキングレシオは既に高い水準にあり、同社の車載ランプの拡販効果による、需要を上回る成長が期待

・キーエンス(6861):目標株価5万8040円

新型コロナウイルスの感染拡大が緩和されれば、対面営業が本格化。販売拡大や海外販路強化による売上増期待

・SMC(6273):目標株価6万9580円

同社が34%のシェアを維持している中国市場ではFA関連投資が堅調に推移しており、恩恵を享受すると想定

・ナブテスコ(6268):目標株価4710円

自動車産業の設備投資回復に伴う産業用ロボット向けの受注増などから、21年12月期の業績は過去最高を更新すると予想

・ソニー(6758):目標株価1万1800円

ゲーム、音楽を中心に中期成長が見込まれるほか、エレクトロニクスもオペレーション改善効果に期待。22年3月期以降の利益成長の確度は高く、トップピックとしての推奨は変わらず

・富士フイルム(4901):目標株価6700円

バイオCDMO(バイオ医薬品の製造受託)をドライバーに、今後の利益貢献拡大が期待

・日本電産(6594):目標株価1万6000円

EV市場急拡大によるトラクションモータ、E-Axleでの中長期での収益拡大が期待

・村田製作所(6981):目標株価1万1200円

中長期では自動車電動化によるMLCC市場拡大の恩恵を最大限に享受する銘柄の1つ

・三菱電機(6503):目標株価2310円

事業構造改革ストーリーは素直にポジティブに評価されやすい。自社株買いに関しての予算も提示される見通し

・アンリツ(6754):目標株価3090円

5Gスマホの新機種数増加、新規潜在顧客獲得が期待。5G基地局関連需要やIoT向け開発需要など、今後の回復を期待

・ルネサスエレクトロニクス(6723):目標株価1530円

22年12月期はADASやデータセンタ関連などがけん引し、2桁増益を確保すると予想。23年以降の同社の売上高拡大、車載半導体市場でのシェア回復なども期待

・信越化学工業(4063):目標株価1万5080円

経済活動の回復による需要増が見込まれる塩ビやシリコーンなど、その他事業の業績改善が見込まれる

・中外製薬(4519):目標株価6300円

22年12月期以降もヘムライブラの伸長などで増益確保は可能。新薬開発も進展

・エムスリー(2413):1万800円

製薬マーケティング関連の受注は好調。21年3月期以降も好業績は続きそうな情勢

・三井住友FG(8316):目標株価5200円

CET1比率9.7%(9月末)と資本に優位性。コロナ次第では株主還元に繋がる可能性も

・良品計画(7453):目標株価2900円

無駄な値引き戦略の見直し、在庫水準の適正化が進展。21年8月期から利益率改善を伴った利益回復が進む見込み

・ABCマート(2670):目標株価7000円

圧倒的に高い市場シェアと強固な財務体質。22年2月期からの収益回復に注目

■アナリストが推奨する避けるべき銘柄

・マツダ(7261):目標株価550円

新世代の商品群を投入予定の23年3月期まではモデルパイプラインの大幅な改善見込めず

・ユニプレス(5949):目標株価850円

主要得意先の減産を主因とした操業度影響、断続的な新車立ち上げに伴う費用および立ち上げ日程の変更などによる影響が残り、台数貢献が限られる中で合理化効果の積み増しへのハードルも高い

・CKD(6407):目標株価1460円

旧正月以降、半導体サプライチェーン全般的に調整が始まることで、半導体需要の減速への懸念から、株価はネガティブに

・シャープ(6753):目標株価970円

会社側が中期成長の軸として掲げている「AIoT」、「8K+5Gエコシステム」分野の業績貢献には時間がかかる印象

・ヒロセ電機(6806):目標株価1万4500円

当面の業績改善を株価が織り込み済みであることや中長期では成長力が見劣り。セクター内での相対感から

・SCREEN(7735):目標株価4430円

ロジック・ファウンダリ設備投資は21年上期でピークアウトすると予想

・アドバンテスト(6857):目標株価3890円

21年3月期前半に見られた中国スマホメーカーの強気生産計画の反動減を予想

・日本マイクロニクス(6871):目標株価750円

今後のプローブカードの需要拡大をけん引するとみられるDDR5関連需要に関して、同社も立ち上がり時期を見通せていないことなど

・大日本住友製薬(4506):目標株価1300円

3200億円で買収したRoivant Sciencesの評価が定まらない。Roivantの保有する新薬候補についても売上規模は限定的

・大塚HD(4578):目標株価4800円

 21年12月期は抗てんかん薬イーケプラと抗精神病薬スプリセルからの売上収益690億円が消失するため、一時的とはいえ前期比14%の営業減益に転じる予想

・モノタロウ(3064):目標株価4100円

新規登録者の7割が個人顧客となっており注文単価や今後の売上貢献力が低い。市場は同社の成長力に対して過大なバリュエーションを付していると考える

著者名

QUICK Market Eyes 大野 弘貴


投資経験 1~3年
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2021/4/3 21:33

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2021/4/3 19:51

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