【日経QUICKニュース(NQN)】12日の東京株式市場で不動産株が軟調だった。住友不(8830)が一時3%安となったほか、三井不(8801)や東急不HD(3289)なども下げた。オフィスビル仲介大手の三鬼商事(東京・中央)が11日の取引時間中に発表した2月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の空室率は5.24%と、5年10カ月ぶりの高さに上昇。オフィス需要の低迷を懸念する売りが続いている。オフィス市況や不動産株全体の先行きをどうみるか、アナリストリポートからまとめた。 ■「想定内の動き、株主還元期待強い」 野村証券の福島大輔氏(11日付) 面積ベースで見て2021年に竣工す...

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