【QUICK Market Eyes 川口 究】大和証券は22日付のクオンツリポートで、「2021年年初よりドル円とユーロ円の両方で円安が進行しており、為替変動による日本企業の業績や株価への影響が注目される」と指摘。為替感応度ファクターに基づいて構築したポートフォリオによる事後のスプレッドリターンとドル円およびユーロ円変化率の連動性に注目して検証を行った。 為替感応度ファクターには、為替変動による業績変動をベースとした業績感応度と、為替変動率とリターンの変動に注目したリターン感応度の2つが用いられる。結果として、ドル円およびユーロ円の両方においてリターン感応度が相対的に高い連動性を示した。 ...

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