アジアの投資家は、気候変動リスクを管理するためにより洗練された戦略の導入やツールを活用し、気候変動対策に適合した投資への意欲を高めている。 気候変動対策を推進するアジア機関投資家グループ(AIGCC)が、アジアのアセットオーナーおよびアセットマネジャー(運用資産総額1兆9,000億ドル)を対象に、同地域で2回目となる「ネットゼロインベストメント」年次調査を実施した。その結果、全体の40%を超える回答者が脱炭素戦略を策定し、35%を超える回答者がESGを考慮したポートフォリオを構築しているなど、前向きな動きが拡大していることがわかった。 調査によると、科学的根拠に基づく温室効果ガス排出量削減...

会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
無料会員登録はこちら
すでに会員の方は