【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントの巨額損失疑惑を巡り、野村ホールディングス(8604)を筆頭に三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、さらにみずほフィナンシャルグループ(8411)と次々に関連したとみられる損失発生の可能性が浮上している。なぜ、日本のメガバンクはアルケゴスの「落とし穴」にはまったのか。 ■ホワン氏との旧交が落とし穴? 「もう20年近く前の話だけど、海外で日本株のプレゼンテーションをすると、よく顔を合わせた。(写真をみて)老けたなあと感じた」。金融のセクターアナリストとして日米の証券会社で経験が長い...

会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
無料会員登録はこちら
すでに会員の方は