QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 不二越(6474) 需要環境は緩やかだが着実に回復。円安も踏まえ当研究所予想を増額

不二越(6474) 需要環境は緩やかだが着実に回復。円安も踏まえ当研究所予想を増額

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2021/04/06)

・自動車や建機の需要回復等で1Q利益は順調な出足
 21/11期1Q業績は前年同期比6%減収、営業利益は24億円と同6%増加。自動車や建機の需要回復を受けベアリングや油圧機器等の売上高が回復基調で推移。設備関連は伸び悩んだが、コストダウンもあり営業増益の出足となった。企業価値研究所は21/11期通期業績予想を増額(営業利益95億円→110億円)。需要環境は自動車や建機市場の回復を背景に緩やかながら着実に回復していること、2Q以降の為替想定を円安方向に見直したこと(1ドル=103円→110円)等が修正要因。会社計画(営業利益80億円)は保守的な感が強まったとみる。

・来期・再来期の当研究所予想も増額
 当研究所の22/11期、23/11期の業績予想も増額する。為替円安の効果や需要環境の改善を織り込んだ。対前期比では自動車・建機関連の需要増に伴う油圧機器、ベアリング、工具等の伸長、自動化ニーズ拡大等を背景としたロボットの売上回復等を見込む。業績水準の向上には自動車の電動化対応やロボットの収益性向上、工具の新製品の拡販等が課題になるとみる。

・リスクファクター ~コロナ長期化、車の減産、為替等

・アナリストの投資判断 ~割高感薄い。業績回復期待下支えに堅調推移を予想
 株価は2月以降総じて堅調に推移。現状の当研究所の21/11期予想PERは18倍台で、同社の過去の推移(17~19年度の3年度平均は13倍台)と比較すると高い。ただ、現状の機械セクターの平均予想PERは30倍強と依然高く、当研究所の22/11期予想PERは15倍に下がること、実績PBRは過去3年平均並みであること等を踏まえると、割高感は薄い水準とみる。業績回復期待を下支えに、当面の株価は堅調な推移が続くと予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

柊 宏二

シニアアナリスト

金融(銀行)・機械セクター、投資戦略、マクロ経済担当

 

【プロフィール】

一橋大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入社後、支店勤務を経て銀行系シンクタンクの三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に出向。マクロ経済調査などに従事する。銀行に復職し大企業審査、企業再生などの業務担当を経て、06年に当社入社。銀行を中心とした金融セクターの調査に加え、製造業(機械中心)の調査、投資戦略、マクロ経済調査、なども担当する。顧客向けセミナー・研修・勉強会講師の実績多数。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 銀行評価実施アナリスト


銘柄名・銘柄コード・キーワードで探す

この記事の関連銘柄

6474 機械
不二越
4,275
前日比+85 (+2.029%)
不二越の株価を見る
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる