【日経QUICKニュース(NQN) 黒田麻友】新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、株式市場でレジャー関連として底堅さをみせるのが東京都競馬(9672)だ。収益の要である都心部の競馬場で無観客を強いられるなど苦境に陥るなか、勝馬投票券(馬券)のインターネット販売事業が成長し収益を押し上げた。競馬への関心が薄かった若者世代などに流行するゲームが追い風になるとの思惑もあり、株価は11日終値で2020年末比13%高の5300円。競馬界では有観客開催の一部再開の動きも出て、期待がかかる。 ■1~3月の純利益は2倍に、ネット馬券で巣ごもり需要取り込む 遊園地や映画館など大型施設が大幅な観客減で減収...

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