【NQN香港 桶本典子】中国本土の株式相場が動意付いている。主要株価指数の上海総合指数は5月26日に一時、取引時間中としては2月下旬以来3カ月ぶりに心理的な節目の3600を上回った。海外資金の流入が続き、長く3300~3500でのボックス相場が続いていた上海総合指数にも上振れの兆しが出てきている。 コロナ抑制に成功している中国 26日は人民元相場が一時1米ドル=6.39元台と2年11カ月ぶりの高値に上昇した。香港との証券相互取引を通じた海外投資家の中国株売買(北行き)も前日に217億元と過去最高の買越額を記録したのに続き、91億元の買い越しとなった。市場では「上海総合指数は2015年...

会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
無料会員登録はこちら
すでに会員の方は