【QUICK Market Eyes 大野弘貴、池谷信久】 リオープン後の雇用回復はインフレをもたらさず=AB 米雇用は雇用統計で非農業部門の雇用者数の伸びが4月、5月いずれも市場予想を下回るなど、回復ペースは鈍い状況が続いている。 アライアンス・バーンスタイン(AB)は24日付のポートフォリオストラテジーリポートで、足もとの米雇用の伸び鈍化は一時帰休や失業保険の特例給付が継続されていることから、労働参加率の上昇が低迷していると指摘。「一時的なボトルネック以外の懸念材料がなく、総賃金も上昇していないことから、経済再開(リオープン)後の雇用回復がインフレを招くとは考えにくい」との見方を示...

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