【NQNニューヨーク=張間正義】原油先物相場の上昇が勢いづいている。1日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は前日比1.76ドル(2.4%)高の1バレル75.23ドルで終えた。一時は76.22ドルと2018年10月以来、2年9カ月ぶりの高値を付けた。仮に76.90ドルを上回ると14年11月以来6年8カ月ぶりの高値となり、相場の先高観は一段と強まりそうだ。 ■想定より小さい減産縮小 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国から成る「OPECプラス」は1日に予定していた閣僚協議の決着を2日に延...

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