【NQN香港=桶本典子】台湾株式相場が下落基調を鮮明にしている。主要株価指数の加権指数は13日まで7日続落。一時、1万7000を割り込むなど7月15日に付けた過去最高値(1万8034)から5%安い水準にある。背景にあるのは、上場企業の7月の売上高の減速だ。東南アジアで新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染が再拡大していることを背景に、影響がじわりと出てきている。 ■ホーチミン・ロックダウンの影響 「もしベトナム・ホーチミン市の都市封鎖(ロックダウン)が8月末まで続いた場合、紡績事業で1億3000万~1億5000万台湾ドル(約5億1500万~5億9400万円)、アパレル事業では...

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