【日経QUICKニュース(NQN)】22日の東京株式市場で三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG、8306)が前日比2.6%高の648円90銭と、約6カ月ぶりの高値を付けた。傘下の米地銀、MUFGユニオンバンクの個人・中小企業部門を米地銀最大手のUSバンコープに売却すると21日に発表した。MUFGが対価として受け取る現金とUSバンコープの株式価値は計8800億円規模。売却資金による株主還元への期待から買いが集まった。実際に株主還元や成長投資につながるのか。アナリストの見方をまとめた。 ■野村証券の高宮健氏 (22日付リポート) 譲渡価額の純資産倍率などは比較的妥当な圏内と想定される。...

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