【QUICK Market Eyes 片平 正二、川口 究】米国内でも新型コロナウイルスの新たな変異株オミクロン型の感染者が確認された。ゴールドマン・サックスは1日付のリポートで「オミクロン株がより迅速に伝播し、デルタ株よりも感染に対する免疫を回避し、デルタよりもわずかに入院率が上昇するというマイナス面のシナリオは、世界的に経済成長成長を前四半期比でマイナス2パーセントポイント減速させるのに十分だろう」との見解を示した。 このシナリオでは、世界的なサービスとエネルギーのインフレは需要減で低下すると予想され、「供給減によって財のインフレは上昇する可能性が高いため、インフレの影響は不明確であると...

会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
無料会員登録はこちら
すでに会員の方は