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東エレクが日経平均構成比トップに浮上、ファストリ10年ぶり陥落

記事公開日 2021/12/29 13:00 最終更新日 2021/12/30 09:23 日本株 指数イベント 日経平均 NQNセレクト

【日経QUICKニュース(NQN) 鈴木孝太朗】半導体製造装置の東京エレクトロン(8035)が28日、日経平均株価の構成比でトップに浮上した。同日の終値ベースの指数に対するウエイトは8.10%で長らくトップだったカジュアル衣料品店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリング(9983)の8.02%を上回った。ファストリが指数構成比で1位から落ちるのは実に10年ぶりだ。

28日の東京株式市場で東エレクは6日続伸し、前日比1190円(1.81%)高い6万6790円で取引を終えた。一時は6万6990円と株式分割考慮後の上場来高値を付けた。次世代半導体の需要増で同社の製造装置の引き合いが強まっており、成長に期待した買いが続いている。

関連テーマ株:パワー半導体 自動運転関連 電気自動車 ロボット関連 全個体電池

一方、ファストリの終値は220円(0.33%)安の6万6140円。稼ぎ頭である中華圏のユニクロ事業は現地ブランドの台頭などを背景に成長期待が後退している。株価は3月に付けた上場来高値(11万500円)を4割下回る。

日本経済新聞社のインデックス事業室によると、ファストリが構成比トップでなくなるのは2011年12月8日以来およそ10年ぶり。その前は工作機械大手のファナック(6954)がトップだった。

日経平均のウエイト上位の顔ぶれをみると、ソフトバンクグループ(SBG、9984)や半導体検査装置のアドバンテスト(6857)などハイテク関連銘柄が目立つ。ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「日経平均は米ナスダック総合株価指数などハイテク株の動向により左右されやすくなる」とみていた。

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▶日経平均の上位構成比銘柄
1位  東エレク(8035) 8.10%
2位  ファストリ(9983) 8.02%
3位  ソフトバンクグループ(SBG、9984) 3.83%
4位  ダイキン(6367) 3.21%
5位  ファナック(6954) 2.99%
6位  アドテスト(6857) 2.68%
7位  リクルート(6098) 2.55%
8位  KDDI(9433) 2.46%
9位  信越化(4063) 2.43%
10位  テルモ(4543) 2.41%
11位  ソニーG(6758) 1.78%
12位  京セラ(6971) 1.77%
13位  エムスリー(2413) 1.68%
14位  TDK(6762) 1.68%
15位  NTTデータ(9613) 1.50%
(注)28日終値時点

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著者名

日経QUICKニュース(NQN) 鈴木 孝太朗


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