来週(10~14日)の外国為替市場で円相場は下落し、1ドル=116円台後半を付ける場面がありそうだ。5日に公表された昨年12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容を受け、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を市場の想定より前倒しして進めるとの見方が広がった。日米の金融政策の方向性の違いを意識した円売り・ドル買いの流れが続きやすい。 米商品先物取引委員会(CFTC)によると、シカゴ通貨先物市場で投機筋による円の売り越し幅は足元で5万枚強と、円安が急速に進んだ昨秋の売越幅のピーク(10万枚強)の半分程度にとどまっている。投機筋が円売りの持ち高を積み上げる余地が大きいと...

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