【日経QUICKニュース(NQN) 鈴木孝太朗】多くの機関投資家が運用の指標とする東証株価指数(TOPIX)。2021年の上昇率は10.4%と日経平均株価(4.9%)を上回ったが、22年はどんな1年になるのか。その先行きを占う上で、「末尾に2が付く年に安値を付ける」という経験則に注目が集まる。
この経験則と関係が深いとされるのは「ジュグラーサイクル(循環)」。これは企業の設備投資と連動して、10年程度の周期性があるといわれる。大和証券によると、22年はこの循環で悪化局面を迎えるという。木野内栄治チーフ・テクニカルアナリストは「岸田文雄政権が企業の設備投資を後押しできるかがカギを握る」とみていた。
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