来週(1月17日~21日)の外国為替市場で円相場は上昇圧力がくすぶりそうだ。米国で主要な経済指標の発表や米連邦準備理事会(FRB)高官の発言がなく、材料難の中で年明け以降に進んだドル高・円安の巻き戻しが進みやすい。米国の長期金利や日米主要株価指数の動向に左右される展開となりそうだ。 日銀は金融政策決定会合の開催を予定している。会合後の記者会見で日銀・黒田総裁の円安傾向に対する立ち位置に変化の兆しがみられるようであれば「市場が緩和的な金融政策の見直しを織り込む度合いを強め、円買い要因として警戒される可能性もある」(SMBC信託銀行プレスティアの二宮圭子氏)。円相場はいったん1ドル=112円台半...

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