来週(1月24~28日)の外国為替市場は1ドル=114円を挟み一進一退の展開が予想される。26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表では「『近く利上げが正当化される』など引き締めを強く示唆しそうだ」(ニッセイ基礎研究所の上野剛志氏)との指摘があった。米金利の先高観が強いなか、景気悪化への懸念も高まる。「低リスク通貨」とされる円が買われ、FOMC後も底堅く推移する可能性がある。
ウクライナ情勢も円相場を左右する。ロシアが実際にウクライナに侵攻すれば直後はリスクオフの円買いが増えるとみられるが、原油高を通じて「日本の貿易赤字の拡大による円売りも膨らみそう」(上野氏)との見方もある。
同...

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