【NQNニューヨーク=川上純平】4日の米金融市場では米大手銀行トップの「変心」が話題となった。カリスマ経営者とされるJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が今後の米国経済について「リスクが劇的に高まる可能性がある」と警鐘を鳴らした。好景気の継続を見込んだ昨年の楽観とは一転しており、市場関係者の間で先行き不安が強まっている。
■「過去の経験と全く異なる」
ダイモン氏は4日に株主向けの年次書簡を公表し、新型コロナウイルス禍からの回復に伴うインフレと米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め、ロシアのウクライナ侵攻などが同時進行している現状を「過去の経験とは全く異なる...

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