【NQNニューヨーク=張間正義】5日の米債券市場では幅広い年限の国債に売りが膨らんだ。きっかけは米連邦準備理事会(FRB)高官の中でもハト派の最右翼だったブレイナード理事がタカ派色を鮮明にしたサプライズ・ショックだ。5月にも始める国債などの保有資産の圧縮に関しては、市場予想を上回る急速なペースで進む可能性も浮上した。
長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.15%高い(価格は安い)2.54%で終えた。一時は2.56%と2019年5月以来、3年ぶりの水準を付けた。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りは前日比0.11%高い2.53%と、19年3月以来の水準を付ける場面があった。
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