来週(9~13日)の外国為替市場で円相場は軟調に推移するとみられる。米連邦準備理事会(FRB)は3~4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げと保有資産の圧縮開始を決めた。「大規模な金融緩和策の継続方針を掲げる日銀との金融政策の方向性の違いが一段と浮き彫りになったため、日米の金利差拡大観測を通じた円売り・ドル買いの基調は変わらない」(大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジスト)との声が聞かれる。
6日発表の4月の米雇用統計や11日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)で米インフレ圧力の根強さが改めて確認されれば、円安に弾みがつきそうだ。その場合、4月の日銀会合結果の判明直後につ...

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