【日経QUICKニュース(NQN) 佐藤梨紗】外国為替市場で市場参加者がリスク投資を回避する「リスクオフ」に傾きつつある。日本時間13日午前に終了した電子ブローキングシステム(EBS)の12日の取引で、ドル以外の通貨を売買するクロス円市場の円が急騰。円は対ユーロで4円を超える上昇幅となった。ウクライナ危機をめぐる地政学リスクは欧州経済に打撃を与え、欧州はスタグフレーション(景気停滞と高インフレの共存)に陥るとの見方も浮上する。高まるリスクオフの機運は円安基調を反転させるのか、円相場の先行き不透明感が増している。 ■リスクオフと欧州経済への警戒 為替市場でリスク回避の様相が急速に強まったのは...

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