来週(6月6~10日)の外国為替市場で円相場は軟調に推移し、1ドル=131円に迫る展開も考えられる。米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融引き締めを進めるとの見方は根強く、米長期金利の上昇に伴う日米金利差の拡大が円売り・ドル買い要因となりやすい。9日の欧州中央銀行(ECB)理事会について、市場では「7月以降の利上げ開始を予告する」との見方がある。一方で日銀は金融緩和政策を堅持する姿勢を変えておらず、円相場の下落基調は当面続きそうだ。
同期間の東京株式市場で日経平均株価は総じて堅調な値動きになりそうだが、一段の上値は重そうだ。来週はFRB高官らが金融政策についての情報発信を控える「ブラックア...

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