【QUICK Market Eyes 川口 究】モルガン・スタンレーは20日付リポートで、「中国の弱気相場(15カ月以上)が最終局面にあると考えている。(1)定着した緩和サイクル、(2)新型コロナウイルスのオミクロン型のロックダウン(都市封鎖)後の段階的な経済再開、(3)規制の緩和から見える最新の兆候」などを理由に挙げた。経済活動の再開から直接利益を得ることができる中国株に資金を配分し、グロース株を段階的にエクスポージャーへ追加することを推奨するとした。 ただし短期的には、日本を除いた新興国の中で中国株は比較的ボラティリティが高い水準が続くとの見方も示しイコールウエートを維持した。ボラが高い...

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