【QUICK Market Eyes 弓ちあき】中銀がインフレ退治に軸足を移す中、景気敏感株の売りが顕著になっている。金融引き締め加速による副作用として景気減速を織り込む動きが進んでいるためだ。6月に入ってからの業種別騰落率ランキングを作ってみると、下落率の首位は「海運業」だった。 旺盛な輸送需要を背景にコンテナ船を中心に運賃が歴史的な高水準を謳歌してきたが、足元はピークアウト懸念が高まっている。輸送費高騰はインフレ圧力の高まりにもつながっており、米バイデン政権は海上運賃の引き下げに向け、不当な高料金の是正を目指す「海上輸送改革法」を成立させるなどの動きも出ている。 景気減速による実...

こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員登録はこちら
有料会員の方は
【会員登録の特典】
- 記事や銘柄を保存できる
- コメントやフォローで会員との交流ができる!
- すべての記事が読み放題!(有料会員)
- 銘柄登録で決算発表や業績予想をメールで即時に通知(有料会員)
初回登録から30日間は無料