【日経QUICKニュース(NQN) 鈴木孝太朗】高い配当利回りで関心を集める海運株。今年も権利が確定する9月末にかけて中間配当取りを意識した売買が活発になりそうだ。直近で年間の予想配当利回りが13%を超える日本郵船(9101)は2021年9月下旬にかけて急伸した後、2週間ほどで株価が3割安まで下げた。今年も似たような展開を見込む市場参加者もいるが、「投資家は学習している」(国内証券)。配当を受け取らずに権利確定前に早々と利益確定売りを出して逃げる投資家もいるとみられる。今年も神経質な攻防から目が離せない。

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