【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】外国為替市場で円が荒い値動きを続けている。政府・日銀が約24年ぶりに円買い・ドル売りの為替介入に踏み切った1ドル=145円台の近くでは介入への警戒感から相場が乱高下しやすくなっている。次に円買い・ドル売り介入が発動されるトリガー(引き金)はどこか――。市場関係者は対円でのドルの「シーリング(天井)」である通貨当局の防衛ラインを見極めようと神経戦を繰り広げている。 ■敏感に反応 3日午後の東京市場で、円は一時145円40銭近辺まで売られた。145円台に下落するのは円買い介入があった9月22日以来だ。前週末発表された米物価関連指標が上振れし、米...

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