【QUICK Market Eyes 阿部 哲太郎、大野 弘貴】半導体の市況はインフレ進行や景気減速で消費者向けを中心に弱含みが続く。iPhone14の増産の撤回、巣ごもり需要一巡によるパソコン、スマートフォン向けの需要鈍化で特にメモリー市況の調整が顕著だ。世界半導体市場統計(WSTS)によると半導体の世界売上高は、7月に2%減と32カ月ぶりに前年同月を割り込み、8月は4%減と減少率がやや拡大したもよう。
データを記憶するメモリー市況が落ち込んだ2019年の世界半導体売上高は前年比12%減だった。特にメモリーの売上高は33%減と大きく低迷しており、半導体全体でも23年のマイナス成長がコンセン...

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