来週(24~28日)の外国為替市場で、円相場は1990年以来およそ32年ぶりの円安・ドル高水準となる1ドル=150~151円近辺でのもみ合いか。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測から米金利が上昇基調にあり、引き続き円売り・ドル買いは出やすい。半面、心理的節目である150円を下抜けたなか、政府・日銀による円買い・ドル売り介入の思惑が円の一段安に歯止めをかける場面も多くなりそうだ。28日にかけて開かれる日銀の金融政策決定会合では金融政策の現状維持が決まる見通しだが、黒田東彦総裁の会見で金融緩和を継続する姿勢が改めて強調されれば、9月の前回会合時と同様に円売りが加速する...

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